【横山験也のちょっと一休み】№.3182

前号で江戸時代の「葛生(くずう)町のよねさん」の話を少し書きました。親孝行の美談です。

すると、もう30年ほどもの交流のある、昔ながらの友達、栃木の田中利幸先生から、葛生の出身との知らせが届きました。
出身地の孝行談だったので、田中先生が本やネットでよねさんの話を探してくれました。
すると、ネット上に出ていたそうです。

そういう知らせを頂くと、今度は私の方が気になり、検索したら「孝子節婦」というタイトルで話が載っていました。
こちら>です。
私が読んだ内容より、より分かりやすく記されていて、感動しました。

「孝子節婦」の「孝子」は孝行な子という意味です。よねさんの場合は、旦那さんのご両親への孝行嫁となります。「節婦」は節操のある婦人です。
話に出てくるよねさんは、「孝子」であり「節婦」であったので、こういうタイトルになったのだろうと思います。
私の読んだ話のタイトルは、極めて淡々としています。「葛生町よね」がタイトルです。
タイトルはどうあれ、こういういい話を読むと、心が温まります。

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