【横山験也のちょっと一休み】№.3418

皆既月食と言うので、ちょっと夜空を見たら、月が赤いです!

その昔、「月がとっても青いから 遠回りして帰ろう」(作詞:清水みのる)という歌があり、この部分だけですが私もよく口ずさんでいました。
青い月と言うのも見てみたい気がしますが、今日は赤い月を見たので十分にいい気分です。

満月の時に月食、新月の時に日食。
小学校では満月や新月を教え、日食や月食も少し触れます。
でも、それがいつ起こるのかということは扱っていません。
ですので、私も小学校の先生をしているときは、こうなっていることをよく知りませんでした。
退職してから日本書紀だったか日記風につづられている古い本を読んだら、一日に日食があったことがぽつりぽつと記されていました。読んでいる私はなんで一日にばかり日食があるのかと不思議な気持ちになっていましたが、太陰暦の時代と気づくことで大いに納得しました。

今は太陽暦ですので一日は新月と決まっていませんが、昔はいつも一日が新月だったので、日食が起こるのもいつも一日と分かっていたのだろうと思えてきます。
すると、「今度の一日に日食はあるかな」と密かに思っていた人もいるように思えます。
同様に、「今度の15日は月食かも」と楽しみにした人もいると思います。
今の時代にはそういう楽しみはありませんが、正確な情報で皆既月食のお知らせが流れてくるのでありがたいです。

皆既月食は赤かった。それをこの目で見ることができて、とてもいい気分です。